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マザー通信

「心が落ち着く見方」         ライフスタイル
2012年02月25日
「生きる事に迷わない」    マザー通信
○思い通りにいかないと知る

私達の人生を一言でいってみますと、「わからない」となります。
何故分からなくなるのでしょうか?
それは生まれて来た事に、神秘性を感じるから他なりません。
その罠の仕組みには、それは自分が生まれてきたことだけに限定することにより、より巧妙に迷いは増幅されていきます。
そこには他者の生命への考慮は、一切入ることはないようです。

そのような思考回路からの結論で、生まれてくるのが「人生の迷い」になるのです。
さて視点を変えると分かりやすくなります。
豚や牛は、「経済動物」・・・
ゴキブリ、やぶ蚊、ネズミ、は嫌な生物・・・
毒蛇、オオカミ、虎は危険な動物・・・
これが分類の仕方です。

人間以外は下等動物、若しくは危険な嫌な存在として認識します。
もう少し進めますと、自分以外はどうでもいい存在となってしまいます。
そしてその思考が辿りつくのが「人生の迷い」となるのです。

それは自分の存在に、過剰な「期待する心」が混入する結果起こる、誤謬感覚と言えます。
自己の存在=自我を肥大化した結果の妄想概念なのです。
まず存在の平等性に気付きながら、「我の錯覚」を修整することです。
我を忘れて世の中を観察しますと、一生懸命にいきている生命の姿が見えてきます。
私達人類も、モグラも細菌も同じ働き、「生き残りたい」という衝動で存在しているのです。
そしてやっと「生きる意味」が、何であるのかが分かって来るのです。

人生とは、苦の真理=「生老病死は苦」を改めて理解できるのです。
他者の生命への思いやりに達しますと「生きる事の迷い」から自然の内に脱出しているのです。
生きる事は皆平等、そして生きる事は、ままならない・・・
そのように見た瞬間から心に落ち着きがやってきます。

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