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マザー通信

「苦の生み出す原因と消滅への過程」            ライフスタイル
2012年09月25日
「苦の生産者」           ライフスタイル
○我の妄想

私達は時々、空想を抱きスリリングな気分に浸ります。
罪のない楽しい夢ならば、何も問題は大きくなりません。
悪夢に繋がる妄想は、私たちを混乱に陥れる不幸になります。
結果「夜中にハッと目が覚める」で、悪夢は冷や汗と共に終わります。
テレビや映画の怖すぎる場面もスクリーンのライトが消え、部屋の明かりが灯ると
それらの恐怖のシーンは終わります。

悪夢を捨てる術を身につけましょう。
不幸に繋がる悪夢の生産者こそ、私達の刺激を求めすぎる心の悪戯にあると、気づくことです。輪廻は悪夢ではなく、生命一般の苦の法則です。
脱け出すことは可能です。
賢人の教えに従い。つまり、「八つの正しい道」を実践すれば、達成は可能です。
但し、可能性はかなり低いので、今現在の「幸福に焦点」をあてる習慣を身につけましょう。そうしますと、その延長線上に輪廻を乗り越える最後の壁がやってきます。
その壁を乗り越えれば、人間の課題は解決し、それ以降は問題が消滅します。

私達の苦しみの生産者は心にあるのです。
心が作りだす妄想にあります。
その原因が「我が感覚」するという誤解です。

我は、変化しないと主張しますが、無常は全てが変化する法則で、例外はありません。
これに気づく事を「正見」と仏教では言います。
正精進とは、この理を理解するために行う事を指します。

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