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2013年07月25日
「人生はつかの間」 ライフスタイル
○瞬間の活動
将来は確かなものとは言えません。
生命にとっては、つかの間を生きる事が全てとも言えましょう。
そのような瞬間的なサイクルの中で、日々の生活は形成されています。
ゆとりある人生は、老後の経済的な心配を指すのではありません。
お金の蓄えは、生活の一つの便利な手段と言えます。
不安は、数え上げればきりがありません。
それは、心が不安の製造装置の働きをしているからです。
この働きは誰にも止める事ができず、ただエネルギーの流れの中に、生きるのがやっとの状態とも言えます。
人生の問題を解決しますと、次の難題が押し掛けてきます。
問題の本質は、人生は苦しいのか?楽しいのかどちらかなのです。
そしてその解答は出されているのです。
「一切皆苦」これがありのままの人の一生の姿です。
さて苦は、限りなく押し寄せてきますが、そのうちの9割程度は、心を制御することで
治まり、消滅していきます。
瞬間の中に、生きている感覚を自覚することによって、邪魔な観念が入り込む事ができなくなり、その瞬間は落着きが取り戻せます。
私たちの苦しみの根源には、「得たい」という欲望が存在します。
これを抑制するだけで、苦から離れることが出来るようになります。
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