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マザー通信

「悪い行為に反応しない」        心を整える
2010年10月25日
「原因を滅する」     ライフスタイル
○ 結果を終了

心は傷つきやすいと言われます。
愛する肉親や伴侶との別離に苦しみます。
職場や仲間からのキツイ言葉を、いつまでも引きずり、苦しむことも多くあるのではないでしょうか。

20年前の悲しい思い出、十年前の別離、3年前の仲間のキツイ言葉、・・・
それらは、瞬間で終わった事実ではありませんか?
瞬間で終わった不幸を、いつまでも引きずろうとするのでしょうか?

キリストは死に、釈迦は涅槃に入り、マザーテレサは現世を去りました。
偉大なる聖人が去ってからも、その事積は良い意味で引き継がれています。
時間の経過と共に風化するものが殆どですが、聖者の行いは廃れません。

私達の不幸は、聖者の事績を引き継ぐのではなく、不幸のみをいつまでも反芻することを止めない事です。
「誰かが私を馬鹿にした」は、相手が放った悪い言葉です。
受け止める人はその悪い言葉=原因に反応して、心で敵対する憎しみ(結果)を抱いた。
が始まりです。

悪い言葉を発した人は、すぐにその言葉を忘れてしまいます。
受けた人はそれを憎しみで受け止めるか、聞き流すかで人生が変わります。
もしも憎しみが起こる場合でも、「引きずるのは自分の得にならない」と現実的に考えますと、不幸がその時点で終了します。

苦しみをなくす方法はこの二つです。
人生でこの「原因の滅却法」を身につけられますことをお薦めします。

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